Devinは、Cognition AI社が開発した世界初の自律型AIソフトウェアエンジニアです。2024年に発表され、2026年現在もソフトウェア開発の分野で注目を集めています。Devinは、人間からの指示に基づいて、ソフトウェア開発の全工程(計画立案、環境構築、コーディング、テスト、デバッグ、デプロイ)を自律的に遂行する能力を持っています。

Devinは、独自のシェル、コードエディタ、ブラウザといった開発ツールを備えたサンドボックス環境内で動作し、人間と同様にこれらのツールを操作します。 エラーが発生した際には、自らログを分析して原因を特定し、修正を試みる自己修復能力も有しています。 また、プロジェクト全体の文脈を維持しながら作業を継続できるため、長期間にわたる複雑なタスクも人間の細かい指示なしで完遂することが可能です。

2025年春にリリースされたDevin 2.0では、複数のAIエージェントを並行稼働できるクラウドIDE環境の導入や、コード検索・自動ドキュメント生成機能の追加など、技術面での進化が見られます。 さらに、最低利用料金が月額500ドルから20ドルへと大幅に引き下げられ、より手軽に利用できるようになりました。

2026年4月には、Cognition AIが日本法人を設立し、アジア初の拠点として日本市場での展開を強化しています。 日本ではDeNAやみずほ証券などがDevinの導入を進めており、開発効率の向上や定型業務の自動化に貢献しています。 Devinは、GitHubの実際の課題を修正するSWE-benchベンチマークにおいて13.8%の解決率を達成しており、これは以前のモデルと比較して飛躍的な進歩とされています。